「長期なら購入が安い」は正しい。ただし、その計算には抜け落ちやすい2つのコストがあります。
購入型の盲点は「故障時の代替機がないこと」と「隠れた維持費」の2点です。
どちらも、ペットの呼吸が苦しいタイミングで直撃します。
故障して修理に出した数日間、代わりの機器は手元にありません。
修理費・消耗品交換・電気代の累計が想定外に膨らみ、「レンタルのほうが安かった」と気づくのは購入から数ヶ月後という声も少なくない。
購入かレンタルかの分岐点は13ヶ月前後ですが、維持費と故障リスクを含めると、その分岐はさらに後ろにずれます。
いきなり購入する前に、オーツーペットのレンタルで様子を見る選択肢は十分に合理的です。
最大酸素流量15L/分で動物病院にも導入されており、契約前にペットの状態をヒアリングしてもらえます。購入を急ぐ前に、まず状態に合うかどうかを確認できます。
【追記】2026年2月現在はキャンペーン中。購入との費用比較をするなら、今の月額料金で試算してみてください。
満足度1位の酸素室!(※)

オーツペットの高濃度酸素ハウス
他社と比較すると…
| 項目 | オーツーペット | テルコム | ユニコム |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 9,900円+配達料6,600円〜 | 9,500~11,500円 往復送料・メンテ込 |
| 月額レンタル料 | 13,200円 ※月12ヶ月プラン | 19,800円/月 ※小型ケージプラン | 12,000円~/月 |
| 酸素ケージ | 30,000円相当が 0円 | セットでレンタル 1日1,320円~ | 購入のみ 6,200円〜 |
| 最大酸素流量 | 最大15L/分 | 最大10L/分 | 最大3L/分 |
- 30,000円相当の専用ケージが今だけ0円!
- 1日あたり約440円で動物病院レベルの酸素ケア
- 業界最大クラスの酸素流量15L/分

※日本マーケティング機構調べ2019年2月
ペット酸素室をいきなり購入するのがリスクになる理由

購入のほうが長期的に安いって聞いたけど、リスクって具体的に何があるの?
損益分岐点(13ヶ月)を超えれば購入が有利なのは事実です。ただし、そこに至るまでに2つのリスクがあります。「修理期間の代替機なし」と「毎年かかる維持費」です。





この2点を把握したうえで「今買うか、待つか」を判断してください。
購入を完全に否定するわけではありません。ただ「今すぐ買うべきか」の判断には、リスクの実態を先に知っておく必要があります。
故障時は代替機ゼロ、修理に平均2〜4週間かかる
購入品が故障したとき、代替機はすぐに届きません。レンタルなら電話1本で翌日〜翌々日に代替機が届きます。しかし購入品は、メーカーへ本体を送って修理を依頼するかたちになります。
ユニコムのような国内メーカーでも、修理完了まで往復配送を含めて通常2〜4週間かかります。この期間、ペットは酸素室を使えません。
心臓病や慢性気管虚脱を抱えるペットにとって、酸素室のない2〜4週間は症状悪化につながる可能性があります。購入前に、故障時の対応計画をかかりつけの獣医師と話し合っておくことをおすすめします。
レンタルには代替機という「保険機能」が組み込まれています。この安心感は、月額費用の一部として考えるとコスト比較の見方が変わります。



修理の2〜4週間、その間はどうすればいいんでしょう?



コストが二重になるためおすすめはできません。購入前に、故障時の対応を獣医師と確認しておいてください。
毎年かかるランニングコストの全項目
「購入費を払えば終わり」という認識は誤りです。酸素濃縮器には毎年3〜4万円規模の維持費がかかります。
特に見落としやすいのが、ゼオライト(モレキュラーシーブ)の交換コストです。ゼオライトは空気中の窒素を吸着して酸素を分離する素材で、湿気と熱で劣化します。24時間連続稼働では最短4〜7ヶ月で交換時期を迎える場合もあります。


| コスト項目 | 目安金額 | 発生タイミング |
|---|---|---|
| ゼオライト交換(メーカーOH) | 2〜5万円 | 累積3,000〜5,000時間ごと |
| フィルター交換 | 数百〜1,000円 | 半年〜1年ごと |
| 電気代(280W・24時間稼働) | 約6,250円/月 | 毎月 |
ユニコムのZ-3000の場合、ゼオライトは保証期間内でも消耗品扱いとなり費用は別途かかります。24時間稼働を前提にすると、年1〜2回の交換ペースになります。
2年間使用した場合の維持費の目安:電気代(6,250円×24ヶ月)=約15万円 + ゼオライト交換1〜2回(2〜5万円)+ フィルター代(数千円)。購入費用に加えてこの金額が積み上がります。



電気代だけで月6,000円超えるの!?それはレンタルより高くなるんじゃ?



電気代はレンタル品でも同様にかかるため、差額比較の対象になりません。購入固有の追加コストはゼオライト交換代です。
それでも購入が有利になる病状・期間の条件
リスクを把握したうえで、購入が経済的に合理的になるケースはあります。判断の軸は「病状の見通し」と「使用期間の長さ」の2点です。
慢性疾患で酸素流量が多い犬猫は購入が有利
僧帽弁閉鎖不全症・慢性気管支炎・慢性気管虚脱など、長期の在宅酸素療法が見込まれる病状では購入が選択肢になります。
レンタル月額は使用頻度や酸素流量に関わらず固定です。一方、購入後の月次コストは電気代とメンテナンスのみ。長期になるほど月次コストは購入が下回ります。
- 犬:僧帽弁閉鎖不全症(キャバリア・トイプードルに多い)
- 犬:慢性気管虚脱(ポメラニアン・チワワ・ヨークシャーテリアに多い)
- 猫:肥大型心筋症(メインクーン・ラグドール・スコティッシュフォールドに多い)
獣医師から「長期的に在宅酸素が必要」と告げられた場合、3ヶ月目以降の予後を見据えて購入を検討するタイミングです。判断の前に「どのくらいの期間・流量が見込まれるか」を担当獣医師に確認してください。
見通し不明な病状でレンタルスタートが安全な理由



最初から購入してもいいんじゃないかな?レンタルって結局割高にならない?
病状の予後が読めない段階での購入は、短期終了したときの損失が大きくなります。
急性肺炎や誤嚥性肺炎は、治療によって数週間で改善する場合があります。購入費用124,000円以上を投じても1〜2ヶ月で終了となれば、レンタル(同期間で約28,000円)と比べた損失が大きくなります。
現実的な判断フロー:初月・2ヶ月目はレンタルで様子を見る。3ヶ月以上の継続使用が確実になった時点で、購入を検討する。
「最初はレンタル」は逃げではありません。動物の疾病は予後が読みにくく、獣医師でも断言が難しいケースが多くあります。レンタルで状況を見極めてから購入を判断する順序が、ペットと財布の双方に配慮した選択です。
13ヶ月以降はレンタル累計が購入費用を上回る
13ヶ月目にレンタルの累計コストが購入初期費用を超えます。以下の前提条件で試算しました。
- 購入費用:濃縮器(ユニコム中古アウトレット97,200円)+ケージ(7,150円)+酸素濃度計(約20,000円)=合計124,350円
- レンタル月額:オキシランドZ-3000 9,500円/月(初月のみ基本契約料5,000円が加算)
- 電気代は購入・レンタルともに同等のため、差額計算から除外


| 経過月数 | レンタル累計 | 購入累計 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 14,500円 | 124,350円 |
| 3ヶ月 | 33,500円 | 124,350円 |
| 6ヶ月 | 62,000円 | 124,350円 |
| 9ヶ月 | 90,500円 | 124,350円 |
| 12ヶ月 | 119,000円 | 124,350円 |
| 13ヶ月(分岐点) | 128,500円 | 124,350円 |
| 24ヶ月 | 233,000円 | 124,350円 |
競合記事では損益分岐点を「約10ヶ月」と試算しています。濃縮器本体のみ(97,200円)で計算しているためです。97,200円÷9,500円≒10.2ヶ月の計算自体は正確ですが、ケージも濃度計も揃えなければ酸素室は機能しません。3点の実導入コストで比較すると、分岐点は13ヶ月になります。
購入への切り替えは「レンタル開始から11〜12ヶ月目」が目安です。13ヶ月ちょうどではなく少し前に動く理由は、購入品が届いてからレンタルを解約する順序にすると酸素室の空白期間をゼロにできるからです。
ペット酸素室を購入する場合の価格帯と入手先



購入を決めたとして、何をどこで買えばいいのかわからなくて…
酸素室は単体の商品ではありません。酸素濃縮器・酸素ケージ・酸素濃度計の3点が揃って初めて機能します。この順序を間違えると、ケージだけ届いて酸素が出ない状態になります。



「何を揃えるか」を先に整理してから、購入先を選んでください。
購入前に揃えるべきセットと最低スペックの目安
3点のうち1点でも欠けると、安全な運用はできません。それぞれの役割と最低スペックを整理します。


| 機器 | 役割 | 最低スペック目安 |
|---|---|---|
| 酸素濃縮器 | 空気から高濃度酸素を生成・供給 | 3L/分以上・24時間連続稼働対応 |
| 酸素ケージ | 濃縮酸素を密閉空間に充満させる | ペットが立ち上がれるサイズ |
| 酸素濃度計 | ケージ内の酸素濃度をリアルタイム計測 | センサー内蔵型が望ましい |
特に重要なのは濃縮器の「24時間連続稼働対応」です。在宅酸素療法では、24時間稼働が前提になるケースが多くあります。連続稼働時間が1〜2時間の機種では、使用途中で電源を落とさなければならず継続供給ができません。
Amazon検索でケージが上位に出て濃縮器が埋もれる理由



Amazonで「ペット 酸素室」と検索したら安いケージばかり出てきた。濃縮器はどこにあるの?
Amazonの検索アルゴリズムはレビュー数と販売実績を優先します。単価が安く購入者が多いケージが上位に出やすく、高価な濃縮器本体は埋もれます。
通販で見つかりやすい格安機器(中国製・非医療機器)には、主に3つの問題があります。
- 連続稼働時間が1〜5時間に制限されている
- 酸素濃度の安定供給が保証されていない
- 修理・サポート体制が整っていない
「安く買えた」と思ったら連続稼働できず、夜中に繰り返し電源を入れ直す必要が生じたというケースが実際に報告されています。購入前に仕様書の「連続稼働時間」を必ず確認してください。
Amazon・楽天で濃度不足になった原因と見分け方
通販で購入した酸素濃縮器がケージ内で目標濃度に達しなかった場合、原因はゼオライト不足・流量スペック不足・連続稼働非対応のいずれかです。
安価な機器はゼオライト量が少ないため、長時間稼働で窒素吸着能力が低下します。「最大90%」と表記があっても、ケージに必要な流量で稼働させると40〜50%程度まで落ちる機種もあります。
安全な機器を見分ける3つのポイント
- 「動物用高度管理医療機器」の表示が製品ページまたは本体にあるか
- PSE認証(電気用品安全法への適合マーク)が付いているか
- 「24時間連続稼働可」と仕様に明記されているか
「医療機器ではありません」と明記された製品は酸素濃度の精度保証がありません。ペットの在宅酸素療法には使用しないでください。必ず獣医師に相談のうえ、機器を選定してください。
メーカー公式サイトで買うべき理由と取扱機種一覧



やっぱりメーカー直販が安心なんでしょうか?
ユニコム公式サイトからの購入は、2026年現在において安全性と保証の面で確実な選択肢のひとつです。自社で設計・製造・修理をすべて行う国内メーカーであり、保証期間内の修理は無償対応、正規品であることが保証されます。
なお、テルコムはレンタル専業のため、一般への販売は行っていません。「テルコムで購入したい」という場合は対応できないため、注意してください。


| 機種名 | 流量 | 価格目安(税込) |
|---|---|---|
| オキシビーナスミニ1000 | 〜1L/分 | 公式要問い合わせ |
| オキシランドZ-3000 | 最大8L/分 | 159,000円前後(楽天経由) |
| オキシランドZ-7000 | 高流量 | 249,800円〜(2点セット) |
| ユニクリアS1 | ポータブル | 358,000円〜(2点セット) |
3点セット(濃縮器+ケージ+濃度計)の場合、オキシランドZ-3000アウトレットA品ベースで172,300〜175,250円が目安です(2026年2月時点)。価格は変動するため、購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。
アウトレット品で3割安くなる条件と注意点



アウトレット品って、新品と何が違うの?品質は大丈夫?
ユニコム公式サイトのアウトレット・中古品を活用すると、新品より2〜3割安く購入できます。アウトレットには「クラスA(展示品・使用期間18ヶ月未満)」と「中古品(使用1〜2年)」の2種類があります。


| 種類 | 価格目安 | 保証期間 | ゼオライト |
|---|---|---|---|
| アウトレットA(Z-3000) | 141,300円 | 6ヶ月 | 新品交換済み |
| 中古品(使用1年未満) | 97,200円 | 3ヶ月または稼働1,000時間 | 新品交換済み |
公式アウトレットの安心ポイントは「自社工場での完全オーバーホール済み・全品検査済み」という点です。個人売買の中古品とは根本的に異なります。



購入前に2点を確認してください。①アウトレットAは保証が6ヶ月(新品は1年)と短い点。②中古品は製造年が古い可能性があるため、型番と稼働時間履歴をメーカーに問い合わせることをおすすめします。
コストを抑えつつ安全性を確保したい場合は、公式アウトレット経由が現実的な選択肢のひとつです。個人売買(メルカリ・ヤフオク)との違いは後述の「よくある質問」で詳しく解説します。
ペット酸素室の購入でよくある質問



購入前に気になることがいくつかあって、確認しておきたいんですが…
購入を検討する飼い主さんから特に多い質問を7つまとめました。「酸素濃度計は後から買えるか」から「売却時の回収額の目安」まで、判断に必要な情報を整理します。



気になる項目から読んでいただいて構いません。
酸素濃度計は購入と同時に揃えないといけないか
結論:同時購入が必須です。後から揃えることは可能ですが、その間は安全確認ができません。
酸素濃度計がなくても酸素室は動作します。しかし「酸素が実際に出ているかどうか」は目視で確認できません。ゼオライトが劣化すると濃度は緩やかに低下し、機器は稼働しているように見えても空気を送り込んでいるだけの状態になります。それに気づかず数日〜数週間使い続けるリスクがあります。
初期コストを抑えたい場合は、ユニコムの酸素濃度計単体レンタルという選択肢もあります。購入と組み合わせて利用できるか、事前にメーカーへ確認してください。
個人輸入で安く買うのは薬機法上問題があるか



海外の安い濃縮器を個人輸入するのはどうなの?
実質的にリスクが高く、推奨できません。


薬機法において、高度管理医療機器の輸入・販売は製造販売業の許可を持つ者でなければ行えません(同法第23条の2の20)。個人が自己使用目的で医療機器を輸入できるのは、東京税関の基準によれば「家庭用医療機器等(電気マッサージ器・体温計など)に限り最小単位1セット」とされており、医家向け医療機器は対象外です。
動物用高度管理医療機器として登録されている酸素濃縮器の個人輸入は、法的に問題となる可能性があります。不明点は税関または専門家に確認してください。
仮に通関できたとしても、以下のリスクが残ります。
- 修理・メンテナンスのサポートが受けられない
- 日本の安全基準(PSE)を満たしていない場合がある
- ゼオライト交換などの消耗品対応ができない
コスト削減を目的とするなら、個人輸入より公式アウトレット品(97,200円〜)を先に検討してください。
中古購入で後悔した3つのパターンと回避条件



メルカリで安い濃縮器を見つけたんだけど、やっぱり危ない?
個人売買での中古購入には、3つの後悔パターンがあります。それぞれの回避条件と合わせて確認してください。


パターン①:購入直後から酸素濃度が規定値に達しない
ゼオライトは見た目で劣化が判断できません。前の使用者が長時間使い込んだ機器では、内部のゼオライトがすでに窒素吸着能力を失っており、購入直後から酸素濃度が20〜40%程度しか出ないケースがあります。ユニコムの資料によれば、劣化したゼオライトでは「20.9%の空気だけ」が出る状態になります。
回避条件:購入前に累積稼働時間の開示を求め、3,000時間未満であることを確認してください。
パターン②:故障時にメーカー保証がなく修理費が全額自己負担になる
個人売買品はメーカー保証が引き継がれません。故障した場合の修理費用は2〜5万円程度かかることもあり、安く買った分が修理費で消えます。
回避条件:公式アウトレット経由(保証3ヶ月または稼働1,000時間)を選んでください。
パターン③:前のペットの臭いや汚染が残っている
個人出品品には、ケージ内や接続チューブに前のペットの臭いや汚れが残っているケースがあります。清掃が難しい機構部分は特に問題になります。
回避条件:公式アウトレット品を選んでください。ユニコムの公式アウトレットは付属品すべてが新品交換済みです。
使用終了後に中古売却すると購入費の何割戻るか



使い終わったあとに売れば、実質コストはもっと下がる?
メルカリ・ヤフオクでの実態相場を見ると、購入費の4〜6割程度が回収の目安です。
ユニコムのオキシランドZ-3000を例にすると、使用期間1〜2年・付属品あり・動作確認済みの状態で3〜6万円前後の取引が見られます。新品159,000円(楽天価格)に対して約2〜4割程度の回収となります。
売却しやすい条件は3つです。
- 累積稼働時間が少ない(3,000時間未満)
- 型番が現行品または1世代前である
- ケージや濃度計などの付属品が揃っている
使用終了後の選択肢は売却・廃棄・寄付の3つです。廃棄する場合は大型家電扱いとなり、処分費用が数百〜数千円かかります。動物愛護団体や動物病院への寄付は無償で引き取ってもらえる可能性がありますが、事前に受け入れ確認が必要です。
「売却前提」で使い方を決めておくと、最終的な実質コストを下げられます。購入前から稼働時間の管理と付属品の保管を意識してください。
犬と猫で購入すべき機種・ケージサイズは変わるか



うちは猫なんだけど、犬用と猫用で機種が違うの?
犬と猫では必要な酸素流量とケージサイズが異なるため、機種選定が変わります。
| 対象 | 必要流量の目安 | ケージサイズ目安 |
|---|---|---|
| 猫(3〜6kg) | 2〜3L/分 | スクエアS(50×50×50cm)またはクリアS(35×45×35cm) |
| 小型犬(〜5kg) | 2〜3L/分 | 猫と同等 |
| 中型犬(〜25kg) | 3〜5L/分 | 体長+余裕のあるサイズ |
| 大型犬(25kg超) | 5L/分以上 | 立ち上がれる高さが必須 |
呼吸器疾患の傾向も犬種によって異なります。気管虚脱はポメラニアン・ヨークシャーテリア・チワワ等に多く、僧帽弁閉鎖不全症はキャバリア・マルチーズ・シーズーに多い傾向があります。猫では肥大型心筋症がメインクーン・ラグドール・スコティッシュフォールドで多いとされています。なお診断は必ず獣医師が行います。
ケージサイズは「ペットが立ち上がってもケージ天井に届かない」高さが基準です。犬の場合は体長より高さを優先して選んでください。選定に迷う場合はユニコムに問い合わせると、体重・犬種をもとに最適な組み合わせを提案してもらえます。
レンタルから購入へ切り替えて損しないタイミング



レンタルで使ってるんだけど、購入に切り替えるベストなタイミングはいつ?
損益分岐点の13ヶ月に基づくと、レンタル開始から11〜12ヶ月目が切り替えの目安です。
13ヶ月ちょうどではなく少し前に動く理由があります。レンタル解約から購入品到着まで数日〜1週間のタイムラグが生じるためです。購入品が届いて動作確認を終えてからレンタルを解約する順序にすると、酸素室のない空白期間をゼロにできます。
切り替え手順:①購入先に発注し到着日を確認する → ②到着・動作確認後にレンタル会社へ解約連絡をする → ③レンタル品を返却する
切り替えで損するのは「まだレンタルが有利な時期に購入した場合」です。6ヶ月目に購入へ切り替えると、レンタル継続と比べてまだ6万円以上割高になります。レンタル開始時点から月数をカウントしておくことをおすすめします。



担当獣医師から「あと半年〜1年は在宅酸素が必要」という見通しをもらえたタイミングが、切り替えを検討する実務的なサインです。
ユニコムのレンタル解約は違約金の有無を事前に確認してください。基本契約料(5,000円)は初回一括で支払い済みのため、残課金は月次レンタル料のみになります。
まとめ:購入前に確認すべき5つのポイント



結局、購入したほうがいいのかレンタルのままがいいのか、整理したいです。
購入かレンタルかは「病状の見通し」と「使用期間」で決まります。本記事の内容を5つのポイントに絞りました。
- 故障時に代替機はなく、修理完了まで2〜4週間かかる。この空白リスクを事前に獣医師と話し合っておく
- 維持費は年間3〜4万円規模(ゼオライト交換+フィルター)。「購入=一時払いで終わり」という認識は誤り
- 損益分岐点は13ヶ月。切り替えの実務タイミングは11〜12ヶ月目が目安
- 購入する場合は3点セット(濃縮器・ケージ・濃度計)を揃える。格安の通販品は連続稼働対応と医療機器認証を必ず確認する
- 個人売買の中古品はゼオライト劣化・保証なし・衛生面の3リスクがある。コスト削減には公式アウトレット品が現実的



「今すぐ買うべきか」の判断は、担当獣医師に使用期間と流量の見通しを確認してから行ってください。
在宅酸素療法はペットの症状緩和に役立つ場合がありますが、あくまで補助療法です。購入・レンタルどちらを選ぶ場合も、獣医師の診断と指導のもとで使用してください。
レンタルサービスの比較(テルコム・O2Pet・ユニコム等)については、別記事「ペット酸素室レンタル比較」で詳しく解説しています。購入と並行してレンタルの選択肢も確認したい方はあわせてご覧ください。









